(写真)社会主義、共産主義を語る、はたやま氏(正面左)=11日、北海道音更町
日本共産党の、はたやま和也元衆院議員は11日、北海道の十勝管内(帯広市・幕別町・音更町)を街頭宣伝や集い、懇談会にと駆け回りました。各地の地方議員が参加しました。
各地で行った集いや懇談では、参加者から「早朝から夕方、夕方から夜中のダブルワークで生計を立てている家庭がある」などの報告や、「子育てと介護に加えてトリプルワークを検討しているが、このような働き方では雇用保険などが対象外となってしまう」などの訴えが寄せられました。
はたやま氏は、維新の会と共に自民党政権が進めようとしている社会保障削減について、国民生活をさらに追い詰める内容を解説し、「削減ではなく充実を」と強調。消費税減税や賃上げなどの物価高対策には手を付けず、労働時間の規制緩和で過労死ラインを超えても働けるようにしようとする高市首相の姿勢を厳しく批判しました。
日本共産党が目指す社会主義・共産主義の社会像を正面から訴え、「大企業や超富裕層がため込んでいる富は、労働者がいるからこその富です。大本を切り替え、富がみんなに分配され、働く時間を短くする。みんなの自由な時間が花開く社会にしよう」と呼びかけました。

