(写真)集いで語る市田氏=9日、静岡県富士市
日本共産党の市田忠義副委員長を迎えた集いが9日、静岡県富士市で開かれました。富士市の党が市田氏に手紙を書いて要請して実現したものです。「ベテラン党員や高齢党員がいっそう元気に活動しよう」をテーマに、富士、富士宮両市から約40人が参加。事前に集めた質問や参加者から寄せられた質問に市田氏がていねいに答えました。
市田氏は初めに、新しい入党のよびかけを読みあげました。「現在の情勢とそのもとでどう生きたらいいかを端的に示しています。この文書を、ぜひ党内外で読んでほしい」と述べ、高市政権の危険性と同時に、もろさや弱さを解明し、「高市政権を恐れる必要はない」と強調しました。
また、「ものごとを表面だけでなく本流をみることが大事です」として、マスコミなどが国民の政治的自覚を押さえ込もうとするもとで、科学的社会主義の理論と党綱領を学ぶことが決定的に重要であると強調。二つの「Q&A」の学習が党の質を変え始めていることも紹介しました。
維新や国民民主党などが自民党の補完勢力であるという本質が明らかになりつつあるいま、「こんな面白く、やりがいのある情勢はない」と語り、日本共産党の質と量を大きくする「集中期間」への奮闘を呼びかけました。

