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2025年11月11日

疑惑持たれる行動慎め

田村委員長 藤田氏の公金還流
TBS系番組

 日本共産党の田村智子委員長は9日放送のTBS系「サンデージャポン」の取材に答えて、日本維新の会の藤田文武共同代表の公金還流疑惑について「違法でなければ何をやってもいいということではない」「国民のみなさんから疑義を持たれるような行動は、国会議員として慎むことが当然だ」と厳しく批判しました。

 番組は、藤田氏が4日の記者会見で「しんぶん赤旗」は「公平性を重視するような報道機関ではない」「共産党のプロパガンダ紙」だと攻撃し、今回の税金還流疑惑の記事は「恣意(しい)的につくられたもの」だと述べた映像を流しました。

 田村委員長は「しんぶん赤旗」が果たしてきた役割として「桜を見る会」や「裏金」、学術会議を巡る問題でスクープを出してきた事実を挙げ、「権力の監視の機能を果たし、政治に影響を与えてきた」と主張。藤田氏は「与党の代表、権力の側にいる人」だとして、取材に訪れた記者の名刺をSNSで一方的にさらした手法を批判しました。

 同番組に出演した維新の会創設者の一人・橋下徹氏は、藤田氏の疑惑は「適法だと胸を張って言える話ではなくて、禁止ルールがなかったから違法になっていないだけ」で、役所が公金を使う場合には必ず審査を入れて透明化すると指摘。「本当にそこ(会社)が優秀なのか金額がどうなのかをチェックするのが本来の公金の使い方だ」と強調しました。