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2025年11月11日

三重県庁トイレ 生理用品を設置

共産党県議が提起・発信 パネル展示も

写真

(写真)県庁1階の女子トイレに設置された生理用品を取り出す機械=10日、三重県庁

 三重県は10日から、県庁内トイレへの生理用品設置を始めました。日本共産党の吉田紋華県議がSNSで問題提起する投稿をしたことがきっかけとなり、公共施設への生理用品設置について全国的に議論が起きるなか、6月の吉田氏の一般質問に対して一見勝之知事が実施を表明していたものです。

 生理用品は県庁1階の女子トイレに1台設置され、手をかざすと1枚ずつ取り出せる仕組みになっています。すべて寄付により実施し、試行的に1年程度設置し、利用状況を見て継続するかを判断する方針です。試行に合わせて、県庁1階にある県民ホールでは、性別で異なる健康課題について紹介するパネル展示も行っています。

 吉田氏が3月に「トイレットペーパーみたいに生理用ナプキンをどこでも置いてほしい」というSNS投稿が議論を巻き起こし、多くの共感が示される一方で8000件近くの殺害予告や誹謗(ひぼう)中傷も受けました。

 6月の一般質問では、盗難などを理由に生理用品が公共施設のトイレに置かれていない現状について問う吉田氏の質問に対し、知事は「県庁トイレで試行的に、生理用品配布を実行したい。仮に多くの人が(生理用品を)持っていくとしても、困っている人が持っていくなら是とすべきだ」と答弁しました。

 吉田氏は「誰でも取りやすい形での設置になって良かったです。パネル展示では、足を止めて読んでいる人を何人も見かけました。社会全体で、性と生殖、生理について考える機運を県行政から発信してくれるのはとても重要だと思います」と話しました。