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2025年11月7日

診療・介護報酬を上げて

日本医労連 秋闘の産別統一行動

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(写真)ケア労働者の処遇改善を求めてデモ行進する参加者=6日、東京都千代田区

 日本医労連は6日、秋闘で年末一時金の引き上げや処遇改善、ケア労働者の賃上げを可能にする診療報酬・介護報酬の引き上げを求めてストライキを含む産別統一行動を行いました。

 厚生労働省の調査では、今春闘の医療・福祉分野の賃上げは5589円で、全体平均1万3601円の4割程度。賃上げが置き去りにされ、離職が増加し、病棟閉鎖や介護事業所の倒産・休廃業が広がっています。背景には低く抑えられた診療報酬・介護報酬の問題があります。

 全日本赤十字労働組合連合会(全日赤)は、勤務評定を一時金に反映させることの撤回や賃金改定の4月遡及(そきゅう)などを求めましたが前進回答がなかったとして全国でストを実施しました。成田赤十字病院(千葉県成田市)では午前8時30分から30分間、玄関前宣伝を行い、時限ストに入った看護師や臨床検査技師ら5人が参加。県医労連や千葉労連、JMITU千葉地本などが支援に駆けつけました。

 全日赤の山口早苗書記次長は、賃金改定の実施時期が11カ月も遅れ来年3月になると告発しました。全日赤など3労組が共同声明で改善を求めたがゼロ回答だとし「一緒におかしいと声をあげてほしい」と強調。成田赤十字病院労組の三谷智恵子委員長はサービス残業の改善を訴えました。

 東京医労連は厚労省前行動や国会請願デモを展開。日本医労連の渡辺勇仁副委員長は、5日時点の一時金の回答(120組合)が過去最低水準だった昨年実績から5万円以上マイナスだと指摘し、早急な国の支援策や診療報酬・介護報酬の10%以上の改定を訴えました。