日本維新の会の藤田文武共同代表側が公設第1秘書の企業に約2千万円の公金を支出していた問題で5日、維新の大阪府総支部も2024年に同社へ政党助成金から約100万円を支出していたことが分かりました。同支部の代表者は維新の吉村洋文代表(大阪府知事)です。維新の代表者が二人とも公金還流問題の当事者となった形です。
政党交付金使途等報告書によると、同支部は24年5月10日に藤田氏の公設秘書が代表の「リ・コネクト」(兵庫県)に「ビラ制作費」として100万7215円を支出していました。政党助成金は税金が原資の公金です。
「しんぶん赤旗」日曜版(11月2日号)が藤田氏側の公金還流をスクープしたことをうけ、吉村氏は4日、維新の内規を改定し秘書などが代表の企業に政党助成金の支出を禁じると説明していました。しかし自身が代表の大阪府総支部も同社に支出していたことを明らかにしていませんでした。
吉村氏は5日の記者会見で、ビラ発注に関わっていなかったので把握していなかったとした上で、「記録があるなら当然発注したのだと思う」と認めました。

