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- くらし家庭
- 2026.08.03
いきる そだつ 人間らしいぬくもりの中で
大阪・秋桜高校 蔦緑(ミドリン) 壽山雅美(マチャミ)
(4)自由にしなやかに
2026年7月28日【くらし】
「卒アル見たよー! 先生に会いたいよー」。卒業生、千佳からのLINE。卒業式の写真も載って毎年夏頃、おうちに届く卒業アルバム。
どんな時間も子どもと共につくってきている私たち、卒業式も例外ではない。話したいと思う子は何人でも壇上で答辞(今年は10人)。在校生、卒業する子、先生が一緒になって会場の飾り、タペストリー作り。ほぼ全員の保護者からのメッセージも載った卒業文集。
今回、初めて校長あいさつをなくした。式の最後に先生全員が思いを一言ずつ。ナオキも校長としてではなく、15人の先生の1人としてその場面でしゃべる方が、もっと秋桜らしい。
予行演習もない3時間の卒業式。子どもたちは背筋を伸ばし顔を上げて、先生一人ひとりから語られる言葉に耳傾ける。もっと早くそうしておけばよかった。何に縛られていたんだろう?
子どもたち、私たちにとって必要なもの、大切なものをもっとあたたかく、もっと豊かに。皆で悩み考え選んでいけばいいんだな。自由にしなやかに、私たちの秋桜を明日もつくっていきたい。
(おわり)

