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ライジャケサンタがやってきた 森重裕二
(1) 子どもは静かに「溺れる」

2026年4月14日【くらし】

みなさんは、人間の体はどれくらい浮くのか…ってこと知っておられますか?

実は、息をたっぷり吸って、肺を空気でいっぱいにした状態で水面の上に出るのは約2%。限りなく水面の近くまで浮くのですが、体は水の中…なのです。そして、息を吐くとほとんどの人は沈みます。

「溺れる」というと、水面をたたいて「溺れる! たすけて!」と叫んでいる姿をイメージする方も多いと思いますが、実際はそうではありません。それは、間違ったイメージで、音もなく、静かに沈んでしまうことがあるのです。

  水の中で体がどのように浮くのかを知る実験

子どもたちが「溺れる」時も、足がつかない場所に行った途端、音もなく沈んでしまうことがあります。水面がキラキラと光っていたり、水が濁っていたりすると、一瞬で消えてしまうように沈むので、近くにいても気づくことが難しいことがあるのです。

あまりに一瞬なので、右を向いて左を向いたら姿が見えなくなっていた…という事故も報告されています。不注意で気づかない…のではなく、どれだけ注意していても気づけないことがあるのです。

これから始まるシーズン、大切な子どもたちの命を守るためには「ライフジャケット」を着ることがオススメです! ライフジャケットを着ると、水面より上に頭が出るので、しっかりと呼吸を確保することができます。

ライフジャケットを着ると、安全性を高めることはもちろんですが、プカプカ浮くので水辺での遊びの可能性が無限大に広がります。水泳授業などでの活用も進んでいて、水泳が苦手な子も存分に水辺を楽しめるようになった…という事例が報告されています。

ここ数年で、ライフジャケットの着用率は高まっていて、徐々に水辺のスタンダードになりつつあります。アウトドアショップや釣具店で手に入ります。今年のシーズンはぜひ、ライフジャケットを準備して水辺に遊びに行ってくださいね!

(「子どもたちにライジャケを!」代表)

(火曜掲載)