北朝鮮による弾道ミサイル発射に抗議する

　2021年10月19日　日本共産党幹部会委員長　志位和夫

　一、北朝鮮は本日、弾道ミサイル２発を日本海に向けて発射した。これは、北朝鮮に対して、弾道ミサイル技術を使った発射、弾道ミサイル開発関連の全活動を禁じた国連安保理決議違反であり、わが党は強く非難し、抗議する。

　一、北朝鮮が「核戦争抑止力をさらに強化し、最強の軍事力を育てる」と公言するなか、今回の弾道ミサイル発射は、今年3月、9月に続くものとなった。世界ではすでに核兵器禁止条約が発効し、批准国がひろがっているもと、こうした相次ぐ弾道ミサイルの発射は、朝鮮半島の非核化と北東アジアの平和構築に逆行するものであり、まったく許されない。

　一、北朝鮮は、東アジアと世界の平和と安全への脅威となる核開発と関連活動を中止し、放棄すべきである。そのために国際社会は北朝鮮に対し、結束して強く働きかけるべきである。