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日本共産党

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赤旗

米トランプ政権の未臨界核実験に断固抗議する

2019年5月25日 日本共産党幹部会委員長 志位和夫

一、米トランプ政権が今年2月に未臨界核実験をおこなったことに、断固抗議する。未臨界核実験は、同政権としては2回目であり、これ以上の実験をやめるよう厳重に求める。

一、今回の未臨界核実験は、核不拡散条約(NPT)第6条に明記された核軍縮義務に反するとともに、核兵器禁止条約の早期発効を求める国際社会の大きな流れに対する重大な挑戦である。

 北朝鮮に核兵器と核開発の放棄を求めながら、自身は核兵器の近代化と強化を公然とすすめることは、朝鮮半島の非核化をめざす今後の交渉に悪影響を与えるものである。

一、安倍首相は、唯一の戦争被爆国の首相として、来日したトランプ大統領との会談で、米国が未臨界核実験を行ったことに対し、抗議すべきである。

一、日本共産党は、国際舞台でも、国内でも、被爆者の方々と手を携え、「核兵器のない世界」を実現するため、引き続き全力をつくす決意を表明する。

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