5月6日、渋谷のLOFT9 Shibuyaで11時から20時までおこなったJCPサポーターイベント「DEMOCRACY HOUSE」は、参加者も入れ替わりながら、大盛況のうちに終了しました。
今回のイベントは、政治に少し関心はあるけど、政党や政治活動と接点のない人に来てもらい、日本共産党の議員・候補者とフラットに対話できる場にするとともに、様々な課題で運動している市民アクティビストや運動団体、市民団体の方々に「今度は共産党を応援しよう」という機運を高めることをめざして開催しました。
メインステージでは、4本のトークセッションがおこなわれました。
★「パレスチナに自由を」
パレスチナ・ガザ地区出身のアイダさんと山添拓参議院議員がトーク。アイダさんからは生理用品がなく経血をテントでぬぐう状況などイスラエルによるジェノサイドの生々しい実態の告発がありました。山添さんから、イスラエルに国際法違反を問わない政府の態度の問題、GPIFの年金資金がイスラエル軍需産業にまわっている問題など自身の国会質問を振り返りながら紹介。参加者から「現在進行形で日本人が望む望まないに関わらず加担させられている事実を知って、プロテストしていかなければならないと感じました」と感想が寄せられ、日本でジェノサイドをやめさせようという連帯の思いで会場が一つになりました。

★「あなたの‶困った‶からはじめる~暮らしの声が政治を変える~」
JCPサポータ―のゆかさんが司会し、吉良よし子参議院議員と池川友一東京都議会議員は、学校給食の無償化、人権や多様性をないがしろにしている校則の問題など、市民の声をもとに、都議団と国会とで連携して政治を変えてきた経験をリアルに語りあいました。日本共産党都議団が都議会「野党第一党」だからこそ都政を動かせていること、参議院で11議席あるから議案提案権があり、各委員会に議員を出していることも浮き彫りになり、日本共産党の議席の値打ちが鮮明になりました。「共産党に期待しているのは市民が主人公の政治。アメリカと大企業、自民公明に牛耳られている政治を市民の手に取り戻したい」といった感想が寄せられ、東京都議選、参議院選挙で日本共産党を大きくしようという思いが共有されました。

★「モヤモヤを語ろう、ジェンダートーク」
小池晃書記局長と吉田あやか三重県議、作家のアルテイシアさんが、トイレへの生理用品設置や痴漢問題についてトークしました。会場からもモヤモヤや質問を募り、「いつになったら選択的夫婦別姓制度ができるんでしょうか?」「日本の性教育にとって必要なことは何だと思いますか?」などに3人がそれぞれ自分の思いを答えました。「まだまだ若い人でさえ男性性が残っているけど、少しずつ変化していることがわかりました。アル(テイシア)さんが最後におっしゃたように『編み物のひと編みひと編み』(のように)頑張っていきましょうと希望がもてた点がよかったです」「すごい熱気、あっという間の1時間でした。夫婦別姓実現しま しょう」と寄せられるなど、ミソジニーやバッシングが行われるような社会はおかしい、変えようという決意で一体感のある場になりました。

★「SNSでつながり、社会を変える」
田村智子委員長と気候アクティビストのeriさん、インボイス廃止の運動をしている小泉なつみさん、アルテイシアさんが、社会を変えるための運動にSNSをどう使っていくかについてトーク。田村さんが、信頼できる情報をわかりやすく届け、自然体で本当の姿を発信することに挑戦していることを紹介。それぞれが、政治や社会課題にどう気づいてもらえるか、小泉さんからは「社会運動の経験なかったがSNSで発信してつながって声を可視化していった」、アルテイシアさんは「量もいる。ここにいるみなさんの発信にかかっている」、eriさんは「最初から全部できなくていい、使って楽しくなる発信を」と発言。最後に田村さんが「発信することで楽しく大きく成長できるようなSNSの使い方をしたら、分断やフェイクとは違う社会をつくれる」とよびかけました。「登壇の人選が良く、日常的に使っているツールに対する共産党の考えが知れた」という感想が寄せられ、参加者が発信にふみだす契機と企画になりました。