「山添拓と語る社会主義・共産主義」@あいち

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11月6日、JCPサポーター@あいちは民青同盟愛知県委員会との共催で山添拓参議院議員を囲み、若者向け企画「山添拓と語る社会主義・共産主義」を開催しました。


 今回の企画は、参院選中の宣伝、その後の街頭宣伝などで、貧困と格差、気候危機、ジェンダー平等など、資本主義の矛盾をどう乗り越えるかを模索する若者の声が多く寄せられていること、あわせて、参院選をともにたたかったサポーターや民青同盟員から「ソ連や中国とどう違うのか?」「共産党が目指す社会主義・共産主義について説明できない」「共産党という党名を変えないのはなぜか?」などの疑問や意見が寄せられていることも踏まえて、日本共産党がどうやって資本主義の矛盾を乗り越え、その先の社会像をどう描いているのかを若者と語り合う企画をやろうと、準備しました。あわせて、愛知のサポーターから参院選時に「SNSのボランティアのよびかけを見て、山添さんの選挙を応援にいった」「なぜ、東京では若者や無党派層の支持が寄せられたのか知りたい」「東京の知人が山添さんの応援をしているのを見て、気軽にボランティアに行っていいんだと思い、愛知のサポーター事務所を訪ねた」などの声が出されていたこともあり、山添参議院議員を呼んで企画をやることも決めました。企画はJCPサポーターの公式LINEで告知を行い、サポーターの結びつきや街頭でのお誘いも含め、事前申し込み制で取り組み、当日は高校生、大学生、労働者、子育て世代など40人が参加。YouTubeのライブ配信も行い、37人が視聴しました。


 当日は、まず、はじめに、司会から、民青への加盟、入党の経緯や、日本共産党が目指す社会と資本主義の問題点などを質問しました。山添さんからは、党や民青との出会い、議員になった経過を語りました。その後、資本主義の下では、資本家や財界と言う一握りの利益が優先され、格差と貧困の拡大、気候危機など現状の問題が解決できず続いていくと指摘。「この時代はやがては乗り越えていくべきもので、問題を解決しようと努力することが次の未来社会につながっていく」と説明しました。綱領パンフを使いながら、党が目指す社会主義的な変革の中心は「生産手段の社会化」で、一番の肝は労働時間の短縮だと強調。「労働時間を短くすることは、自分の自由な時間を増やすことに目的がある。人間の発達、自由を守る、大事にするというのが、社会主義・共産主義社会の一番の肝だと思います」と語りました。

その後、会場から、話を聞いての質問や疑問を自由に交流しました。「社会主義・共産主義を実現している国、日本共産党としてモデルにしている国はあるの?」「8時間労働を達成している北欧の国とはどう違うのか?」「ASEANのような平和の枠組みを提案しているが、大国の多い北東アジアでそんな枠組みができるのか?」など日本共産党が目指す社会像についての質問が次々と出されました。山添さんから、ひとつひとつ共産党が目指す社会像について応えながら交流を行いました。その後も、「学問の自由を脅かす背景にも新自由主義的な考え方がある?」「自民党など他党の議員で尊敬できる議員は?」「山添さんが東京選挙区で若者や無党派層の支持を集めたのはなぜ?努力したことは?」など多くの質問がだされ、真剣さとともに、山添議員から、裏話や本音もポロっと出され、笑いありの交流となりました。


 企画後の感想でも、「日本共産党が目指す姿は自由だということが非常に心象に残った」「資本主義の次に社会主義に移行していくのはごく自然な流れだと確信になり、今後の活動の勇気をもらいました。」「「資本主義が当たり前だと思っていた。人々がどうすればよく生きられるか考えることが必要」など多くの感想が寄せられました。JCPサポーター@あいちは統一地方選挙に向けて今後も企画や街頭宣伝などに取り組みながら、選挙ボランティアの募集やSNSの発信など各地の取り組みをすすめていく予定です。


こちらからYouTube視聴ができます