"生"と"性の多様性"について考え合う
東京・世田谷区

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子育てや暮らしの中で知りたいことを交流したい、新しい人たちとつながりたい、そんな声から中里光夫世田谷区議と考える「第一回中里Café」を企画しました。
 ゲストには「子ども110番」電話相談員を長く務めた安達倭雅子さんと、高校や大学で「生と性」をテーマに授業を行ってきた水野哲夫さんを招き、子連れの親子や20代の青年など25人が集まりました。リラックスできる雰囲気に、なんでも気軽に質問できるようにと、カフェとお菓子を囲んでポストイットを参加者に配り、自分たちの聞きたいことや悩みを記入してゲストに答えてもらうスタイルは好評でした。
 「性についていつから、どこまで教えたらいいの」という質問に、「そう考えること自体、性に対する差別の意識があるし、生まれる前から性教育は始まっている。子どもに数字を教える時、『1.2.3・・・』と話すでしょ。4から教えないなんてないし、それと同じように教えればいいの」と。
 性の多様性についても、高校生に考えてもらう材料としてグラデーションの映像も使いながら伝えていると、その場で実践してもらいました。中里区議からは世田谷区が「同性パートナーシップ宣誓」などに取りくんできたことが紹介されました。

 参加者からは「同世代の男性とこういう場に参加して、一緒に話したり学んだりしたい」「時間が足りないと感じるくらい楽しかった」「自分を広げることができたし、来てよかった~」「子どもと一緒に学べてよかったです」など感想が寄せられました。「次回も期待します」という声が寄せられているので、3月頃に第2回を企画しようと相談を始めています。