2011年6月5日(日)「しんぶん赤旗」

住民参加の町づくりへ

3町革新懇が集い 首長ら出席

神奈川 湯河原・箱根・真鶴


 神奈川県湯河原町で4日、長野県木曽町の田中勝己町長を講師に呼び、「未来をひらく住民参加の町づくりを考える集い」が湯河原革新懇、箱根革新懇、真鶴革新懇準備会の共催で開かれ、82人が参加しました。

 湯河原革新懇の高山正義事務局長は、3町17人で田中町長の話を聞きに木曽町に行ったことを話し、「非常に感銘を受けて、3町でも町づくりの運動をやっていこうと決意を固めた。17人ではもったいないと思ったことがきっかけ」と集い開催の経緯を説明。「街づくりの運動を一緒にすすめていこう」と呼びかけました。

 講演に先立ち、湯河原町の冨田幸宏町長が「3町の革新懇(準備会)の経験と一緒に、元気で明るい町づくりをしていきたい」とあいさつ。箱根町企画課の安藤正博副主幹が町長代理で出席、紹介されました。

 田中町長は「住民参加のまちづくり」を掲げ、町民96人と国交省のアドバイザーで1年かけてタウンウオッチングと討議を重ねた経験を語りました。合併後は「なお輝く自治をどうつくるか」と、国内、海外の自治を研究し、徹底した民主主義の町政を目指して独自のまちづくり条例を制定したことを紹介しました。

 湯河原町の室伏重孝町議会議長(無所属)、真鶴町の高田昇町議(無所属)ら、日本共産党の小沢真司(湯河原)、山田和江(箱根)、黒岩宏次(真鶴)の各町議も参加しました。





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