2011年4月17日(日)「しんぶん赤旗」
命守る政治 住民とともに
地方選後半戦 きょうスタート
1229候補 全員勝利へ全力
いっせい地方選挙後半戦の区市長選、区市議選がきょう17日、告示されます(町村長選・町村議選告示は19日)。前半戦につづき後半戦も、東日本大震災と福島原発事故の進行という未曽有の事態の中でたたかわれます。
日本共産党は候補者1229人の全員勝利をめざして全力をあげています。国民の苦難を軽減するという立党の原点にたち、被災者救援、震災からの復興、原子力行政の根本的見直しなどとともに、それぞれの自治体の特徴を生かし、命・暮らしを守る福祉・防災のまちづくりへ、高すぎる国民健康保険料(税)の引き下げ、医療・介護の充実、学校はじめ公共施設の耐震化、住宅リフォーム助成の実現などの公約を訴えて支持を呼びかけます。
いっせい地方選後半戦(24日投票)は21東京特別区(足立区=5月8日告示=、葛飾区をのぞく)、328市377町村で実施されます。日本共産党は21特別区に134人(現有議席123人)、291市に761人(同720人)、255町村に334人(同312人)と計1229人(現有1155人)が立候補を予定しています。
党議員のいない空白議会のうち、5市24町村でその克服をめざします。
東京特別区は民主党とみんなの党、無所属の大量立候補で、定数を10以上上回る選挙区が16区あります。
県庁所在地15の市議選に、共産党は62人(現有58人)を立ててたたかいます。15市は、秋田、山形、宇都宮、甲府、金沢、福井、岐阜、大津、和歌山、高松、徳島、高知、長崎、熊本、宮崎の各市です。このうち合併後の大選挙区選挙がおこなわれ定数が10以上減るのが、高松、高知、長崎、宮崎の4市です。
首長選では、日本共産党が推薦・公認・支持する候補者を13東京特別区、14市、1町で擁立してたたかいます。
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