2011年3月22日(火)「しんぶん赤旗」

再建支援 市町長訴え

東松島市・南三陸町 党宮城県議団が調査


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(写真)大曲地域の被災現場を調査する(左から)遠藤県議、長谷川市議、横田県議=21日、宮城県東松島市

 連日、東日本大震災の被災地を調査して、被災者の要望を聞いている日本共産党宮城県議団(横田有史、遠藤いく子議員)は21日、被害が甚大だった南三陸町と東松島市を回り、各市町長とも懇談しました。党東日本大震災現地対策本部の太田善作副本部長が、調査に同行しました。

 南三陸町で党県議団は、山間部までがれきが散乱する入谷地域や、町の中心部である沿岸部を調査。同町沿岸部は建物がほとんど残っておらず、役場の建物も跡形もなく消え去っていました。

 党県議団は、日本共産党の大滝りう子町議が支援活動に奮闘している旭ケ丘地域の避難所を訪ね、支援物資の米やみそを届けました。避難所のスタッフは、「初めて県議さんが来てくれた」と歓迎。県議団は、「電気が足りない」「他の地域からの避難者も多く、近隣の団地に700人が住んでいる状態」などの実情を聞きました。

 党県議団は大滝町議とともに、体育館にある町災害対策本部を訪ね、佐藤仁町長と懇談しました。佐藤町長は、「高齢化率の高い町に75センチの地盤沈下。またこの土地でみんなが住めるよう、後押しを」と補助金の拡充など国の支援策の改善を訴えました。

 県議団は、約1時間かけて東松島市へ移動。長谷川博市議同行のもと、特に被害の大きい大曲地域を調査しました。同地域は田んぼが全面的に海水漬けになった状態です。

 阿部秀保市長との懇談では、生活の場を失った避難者が6000人に上るという実態を聞きました。阿部市長は、「仮設住宅は3500戸必要とみている。今回は従来の災害対策特別法ではカバーできない」と、再建の困難さを訴えました。

 横田、遠藤の両県議は、「復興は5年、10年とかかる問題になる。私たちもがんばります」と県議会で要望を取り上げることを約束し、市長らを激励しました。(山本健二)





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