2011年2月21日(月)「しんぶん赤旗」
「地域再生へ共に」
吉井議員と懇談会
北九州
|
日本共産党八戸遠地区委員会は20日、北九州市八幡西区内で、吉井英勝衆院議員を迎えて「日本共産党と語りあう懇談会」を開きました。
100人の参加者を前に、吉井氏は、日本と地域経済が急速に落ちこんだ点について、「アメリカいいなり」「大企業の利益優先」を中心とした“二つの異常”な政策にあると指摘。不況の原因が、「輸出型製造業のコストダウンによる『悪魔のサイクル』で円高・デフレ不況の悪循環を招いた」ことなどを示して解明しました。
そして、「これからの地域経済の再生には、住宅リフォーム助成制度をつくって、需要を喚起し、地域経済を活性化していくこと」や中小企業の経営支援などを強調。「国民の暮らしを応援して内需を拡大していくために、いま声を大にして訴えていくことが必要」と訴えました。
また、環太平洋連携協定(TPP)の問題では、農業のみならず労働、安全、医療など各分野にも及ぶと警鐘を鳴らしました。
フロアから、「住宅リフォーム助成の経済的波及効果は建設関連企業でニーズが高いが、商店街にはいつ、どのように波及するのか」などの意見や質問が相次ぎました。
懇談会では、まじま省三・福岡県議が「日本共産党の福岡県における中小企業の仕事おこし対策の提案」について報告しました。