2011年2月17日(木)「しんぶん赤旗」

いっせい地方選

医療・福祉取り戻す

党後援会総会　小池氏が決意

（写真）労働者後援会の代表から花束をおくられ、激励される小池氏（中央）。右端は田村氏＝16日、東京都内

　全国労働者日本共産党後援会は１６日、東京都内で２０１１年度総会を開催し、いっせい地方選勝利にむけて労働者が先頭に立って奮闘するとした方針を採択しました。

　総会には都知事選への出馬を表明した「革新都政をつくる会」の小池あきら東京都知事予定候補（無所属、日本共産党推薦）が出席。「１２年間にわたる石原都政の転換はまったなしだ」と強調し、福祉都市の実現、格差と貧困をなくすなど展望を語り、都民と力を合わせて新しい都政を実現する決意を表明し、大きな拍手に包まれました。

　あいさつした大黒作治代表委員は、いっせい地方選の勝利めざして、労働者のもてる力を発揮して、必ず議席をのばそうと訴えました。方針案を提案した盛本達也事務局長は、いっせい地方選は、国政でも、地方政治でも進められている住民の福祉、くらしを破壊する悪政を打ち破るたたかいだと強調。「大幅な得票の増加なくして勝利なし」の攻勢的な構えでたたかうことをよびかけました。

　各分野後援会の代表が、「全国、東京の医療、福祉を取り戻すために全力をつくす」（医療労働者）、「子どもと教育を守るたたかいだ」（教職員）、「環太平洋連携協定（ＴＰＰ）反対の世論を高めながら、選挙勝利のたたかいをすすめる」（農協労働者）と決意表明しました。

　日本共産党の水戸正男労働局長、田村智子参院議員があいさつしました。

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