2011年1月17日(月)「しんぶん赤旗」
竹原前市長敗れる
鹿児島・阿久根 強権市政に審判
鹿児島県阿久根市の竹原信一前市長(51)が解職請求(リコール)成立で失職したのに伴う出直し市長選が16日投開票され、リコール運動を進めた市民団体「阿久根の将来を考える会」の発起人で新人の西平良将(よしまさ)氏(37)=養鶏業=が、竹原氏を破って初当選しました。議会を開かず専決処分を乱発するなど強権的な竹原市政に市民のきびしい審判がくだりました。
西平氏は、竹原氏の市民無視の市政運営や障害者差別発言などを批判。「市民の知恵と力を一つにして対話と討論を通じて弱者にもやさしい市政への改革を」と訴え市民の共感と支持を広げました。
開票結果は次の通り。
当西平 良将37無新 8509
竹原 信一51無前 7645
(投票率82・39%)
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