2010年12月14日(火)「しんぶん赤旗」

地滑りで使えない大滝ダム

穀田議員が視察

奈良


写真

(写真)大滝ダムで説明を聞く穀田議員(右端)と(左端から)今井、塩谷の両議員=13日、奈良県川上村

 日本共産党の穀田恵二衆院議員は13日、奈良県川上村に入り、試験湛水(たんすい)で発生した地滑りで運用できない状態が続いている大滝ダム(堤高100メートル)を視察しました。

 同ダムは、紀の川の上流部に位置する多目的ダムで、計画当初から地滑りの危険が警告されていました。

 2003年の試験湛水で地滑りが発生したことから、来年12月末を工期に対策工事が進められています。建設事業費も当初の230億円から3640億円へ大膨張しています。

 穀田氏は、事業主体の国交省・紀の川ダム統合管理事務所から堤内の放水・取水設備などの説明を受けた後、同村大滝地区のダム湖斜面で行われている21万立方メートルの押さえ盛り土工や鋼管杭を打ち込む地滑り対策工事の現場を視察しました。今井光子県議、塩谷章次村議らが同行しました。

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