2010年10月19日(火)「しんぶん赤旗」
家族の働き分認めよ
全商連婦人部協議会が総会
全国商工団体連合会婦人部協議会(全婦協)の第28回定期総会が16、17の両日、愛知県豊橋市内で開かれました。全国から代議員など419人が参加。家族従業者の働き分を必要経費として認めていない所得税法第56条廃止を求める運動の前進など活動の交流、討論をし、総会決議を採択しました。
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吉井議員あいさつ
1日目は、大石邦子全婦協会長、太田義郎全商連副会長のあいさつの後、牧野由子全婦協事務局長が常任幹事会の報告をしました。
牧野事務局長は、所得税法56条の廃止運動について、廃止を求める意見書・決議が前総会時の13議会から6県議会を含む285議会へと「劇的な前進」をつくりだしたと語りました。また国民健康保険制度の一部改善の実現など要求運動の前進を紹介しました。
牧野事務局長は、(1)要求実現、営業と暮らしを守る運動(2)業者婦人として生き抜くための商売交流と仕事おこし(3)消費税増税阻止の運動―など当面の運動方針を提起しました。
山梨の代表が、広範な団体によびかけて所得税法56条廃止をめざして開いたシンポジウムに予想を超える参加を得て成功した経験を報告しました。
2日目は20分散会で討論しました。
総会では日本共産党の吉井英勝衆院議員が連帯のあいさつをしました。
総会で選出された役員は次の通り。
▽会長=大石邦子▽副会長=池原亮子、井賀久恵、山岡和紀子、加藤三重子、狭川環▽会計=塚田豊子(以上再)▽事務局長=小林淳子(新)