2010年5月23日(日)「しんぶん赤旗」

業者の苦難打開へ いざ

全商連が定期総会


 全国商工団体連合会(全商連)の第49回定期総会が22日、横浜市内で開かれ、代議員など800人が参加しました。「中小業者運動を発展させ、新時代を切り開く、強大な民商・全商連運動を」をメーンスローガンに各地の運動を交流し、深めました。23日まで。

吉井氏あいさつ

 国分稔会長が開会あいさつ。中小業者の経営困難に立ち向かい、普天間基地の無条件撤去などの取り組みを通じて民主商工会の組織を増勢させている活動を紹介。激動の時代だからこそ、間違った政治は変えられると確信をもって運動をすすめようと呼びかけました。

 岡崎民人事務局長が常任理事会報告をし、中小業者が本業だけでは生活できない状況が広がっていると指摘。苦難打開に力を尽くし、組織建設をすすめてきた前総会以後の活動を報告しました。

 このなかで固定費補助を求める運動で実現した機械リース代支払い猶予の活用や、住宅リフォーム助成制度の実施自治体の広がりなどの成果を確信に運動促進をと訴えました。そして(1)仕事起こし、顧客拡大(2)経営力を強化し官公需施策の活用―などの取り組みを提起しました。

 全体会討論では「住宅リフォーム助成制度を実現させるなど要求実現の活動と結んで、会員を増やしている」「『なんでも相談会』を通じて入会した人が、本業で食べていけず、深夜1時に起きて新聞配達のアルバイトに行っている」との発言がありました。

 日本共産党の吉井英勝衆院議員が連帯のあいさつをしました。  





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