2010年4月27日(火)「しんぶん赤旗」

町工場守ろう ご一緒に

東京・大田 共産党が政策訴え対話


 町工場が集積している東京都大田区で、日本共産党大田地区委員会は、区内4千の町工場すべてを訪問しようと、党の政策を訴えながら対話活動をつづけています。

 日本共産党は22日、「日本経済の『根幹』にふさわしく、中小企業を本格的に支援する政治をすすめます」と題した中小企業政策を発表。5月26日には志位和夫委員長が出席し、「日本の宝、町工場の灯を消すな! 下請・中小企業懇談会」を大田区内で開催します。かち佳代子都議、大田区議団(藤原幸雄区議団長)と支部が、これまでに400社近くを訪問し、懇談会の案内をしています。

 京浜島・城南島の工場では、平日の訪問でしたが、少なくない経営者が直接応対してくれ、「共産党の訪問は初めてですね」などの好意的な反応でした。ある企業協同組合の事務所では、「組合員13社にファクスを送ります」と言いました。

 厨(ちゅう)房(ぼう)備品をつくっている工場の経営者は、「仕事の波が大きく、もうやめたいと思うが、従業員もいるし、やめられない」と語り、大企業の内部留保には「大手ばかりもうける政治は困る。共産党には頑張ってほしい」と期待を寄せました。

 ある経営者は、「民主党にはがっかりした」と語り、「経済を立て直してほしい」と訴えました。

 日本共産党は、町工場への直接補助の第一歩としてリース代の支払い猶予を求めてきました。この努力が実って経済産業省は、機械などのリース代金の支払い猶予に応じるよう、リース事業協会に要請する通知を出したばかり。「そうですか。前になんとかならないかとリース会社に話したがダメだった」と猶予実現への期待が寄せられました。





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