2010年4月4日(日)「しんぶん赤旗」

島ぐるみ「新基地ノー」

党沖縄県委 4・25県民大会参加訴え

那覇・県庁前


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(写真)青年・女性後援会が「普天間基地の無条件返還を求める署名」を集めるなか訴える赤嶺議員ら各弁士=3日、那覇市

 鳩山政権による米軍普天間基地の沖縄県内「たらい回し」の動きが強まるなか、県内「移設」反対などを掲げる「4・25県民大会」を成功させようと、日本共産党沖縄県委員会と党後援会は3日夕、那覇市の県庁前で大会参加を呼びかけました。

 興南高校が甲子園で初優勝したことにふれて赤嶺政賢県委員長・衆院議員は、優勝インタビューで監督や選手が“沖縄県民の一致団結した応援が力になった”と答えていたことを紹介。県民の特別な思いについて「我喜屋優監督は、1968年に甲子園で興南旋風を巻き起こしベスト4になったチームの主将。当時、選手たちはパスポートなしでは甲子園にいけず、本土との交流試合もままなりませんでした」と語りました。

 古堅実吉・県後援会代表世話人や前田政明県議らが、県民大会の画期的意義にふれ、「移設先探しでは問題は解決しない」「日米両政府は“島ぐるみ闘争”への発展を最も恐れている」と指摘。「“基地のたらい回しを許さなかった”と子や孫に誇れるたたかいを」と大会参加を呼びかけました。





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