特集

クイズ!?で読み解く「ニッポンの問題」

この表は国と地方の税収を表しています。

 答え(3) 89兆円

 実は消費税が導入された年度(1989年度)の税収は今年と同じ89兆円。私たちが消費税を14兆円も多く納めているのに、なぜ変わらないのでしょう。

 もちろん景気の良し悪しで税収も変わります。しかし14兆円もの金額、景気の波だけでは説明できません。そのカラクリは消費税導入、そして増税と並行して行われてきた減税にあります。


グラフ

 このグラフを見てください。消費税収が堅調に(?)増えるのと反対に所得税と法人税が減ってきているのがわかります(特に法人税)。これは所得税の最高税率や法人税率が引き下げられてきたからです。つまり、めっちゃ儲けてる人&大企業が納める税率。それを下げるために、私たちが納めた消費税が使われてきたのです。社会保障が良くならないわけも、財政再建が進まないわけもここにあるのです。

 これをもとの税率に戻すこともせず、消費税だけ増税を繰り返すなんて理不尽だと思いませんか?儲けている大金持ちと大企業に応分の負担をしてもらいましょう。

 日本共産党は、不公平な税制をあらため、富裕層・大企業へ適正に課税する改革をすすめることを提案しています。これと公共事業や軍事費などの無駄遣いをなくすことをあわせれば、約20兆円の財源を確保できるのです。


ほかのクイズも挑戦!▼クイズの一覧ページ

カクサン部2

総選挙政策

候補者一覧

投票のしかた(制度解説)

 

 (c)日本共産党中央委員会