目次

１、日米安保条約の大改悪に反対する

• 日本国民の歴史的な経験から
• 日米軍事同盟をどう変えようとしているか――これをつかむことが重要
• 第一。アメリカの無法な干渉作戦に参加する
• 第二。日本が引き受けるのは戦争行為そのもの――自動参戦体制
• 第三。「周辺」とは、アジア・太平洋地域のどこでも
• 台湾海峡への武力介入の権利は世界のいかなる国にも与えられていない
• 第四。いまの見直しは第一歩、しかも実戦的な具体化が先行
• 自民党政治には、主権回復への思いも軍国主義への反省もない

２、医療・社会保障の連続改悪が国民生活を攻撃する中心点に

• 九兆円負担増は、国民生活と日本経済に何をもたらしたか
• 社会保障・社会福祉への連続攻撃のたくらみ
• 「公共事業費五十兆円、社会保障に二十兆円」――この逆立ち財政をただすことこそ急務
• 橋本内閣の「行財政改革」――逆立ち財政、逆立ち行政を固定化するもの
• 政治の金権・腐敗体質は、いまや国民の我慢の限界をこえている
• 民主的改革を実行する民主的政権の展望には、国民的な必然性がある

３、民主的政権への接近のために何が必要か

• （１）この課題をになうにふさわしい日本共産党の量的・質的な成長・前進
• （２）無党派勢力との共同の発展
  • 地域・職場革新懇の網の目を日本社会の全体にひろげる
  • 「住民が主人公の政治」をめざす地方政治での活動
• （３）多数者をめざす民主的な大衆運動の画期的発展
• （４）政策的な対決を通じて革新・民主の路線を国民のものに
• （５）他政党との連合の問題について

４、参院選での躍進をめざす活動は、当面の中心課題

• 「必勝区」と「非必勝区」との垣根をとりはらう
• “比例を軸に”――政党選択を前面に
• 高知選挙区の特別の重要性
• 総選挙で不意打ちされない態勢を
• 中間選挙といっせい地方選挙

５、党建設と党活動を新しい発展水準に高める

• 党員と読者の拡大の到達点
• 党建設の重点的な努力方向を提起する
  • 第一。その地方・地域で日本共産党を代表しての政治活動・大衆活動を重視する
  • 第二。党の内部生活で、「支部が主役」をつらぬく
  • 第三。選挙戦の推進・指導に熟達する
  • 第四。党活動を財政的にささえる計画的活動
  • 第五。幹部・活動家の系統的な育成――後継者問題
  • 第六。党の質的な水準の問題
• 統制委員会・監査委員会・訴願委員会からの報告について

６、科学的社会主義の事業と二十一世紀の展望

• 日本共産党はどういう政党か
• 二十世紀の成果をふまえた二十一世紀の展望
• 日本における科学的社会主義の事業の前進のために