JCPSインタビュー  町田市
議会と市民をつなぐ

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東京都 町田市・Nさんに聞きました

東京都町田市に住むNさんは、反原発の官邸前行動をきっかけに市民運動に参加。無党派市民として野党を応援しようと、選挙に関わるようになりました。昨年7月の東京都議選では初当選した日本共産党の池川友一都議を応援する勝手連「U1」で活動。今も町田市長選・市議選にむけて、駅前でプラカードをもつNさんの姿がありました。

 

――JCPサポーターが発足しましたが、Nさんとしてはどのような場になってほしいですか?

すごく大事だと思うのは、自主性です。何かを頼まれるだけの関係ではなく、自分の思いを表現できる場にしてほしい。そのためにも各地のJCPサポーターのみなさんが何をしているのかを紹介してほしいです。グッズも多様性があっていいと思います。私はプラカは手書きを大事にしています。生活感がある言葉で、その日に一番思っていることを書くようにしています。そうして自分から行動を起こすことに意味があると思います。

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――Nさんは、国政選挙だけでなく地方選挙にも積極的に関わっていますね。地方選挙は投票率も低く、関心をもてない人もいると思うのですが、地方選挙の意義をどう感じていますか?

市民の要求を実現するには、市民と議会をつなぐ議員が必要です。私のまわりにも、「同級生だから」というだけで投票先を決める人もいますし、その選択を否定はしませんが、でもそこから先に私たちは進んでいかないといけないとも思います。

いまの市長は、開発、開発というけど、年金や介護で大変な人がたくさんいます。税金をどこに使うのか考えてほしい。例えば町田市には中学校給食がないのですが、給食というは単に保護者が楽をしたいという話ではなく、食育の問題です。食育とは教育です。教育を市がしっかりやっていません。

町田には米軍機が落ちたこともあります。米軍基地は沖縄だけでなく町田の問題でもあります。こういう問題を、私たちの知らないところで決められていいのでしょうか。声をあげたら変わるし、町田市をつくるのは私たちなんだと言っていきたいと思います。

 

――地域における共産党の議員の役割については、どう見ていますか?

私は共産党だけを応援しているわけではないですが、共産党は、市民の思いをまっすぐ訴えていると感じています。現場のリアルな問題を吸い上げていて、よりそう政治をしようとしてくれている。私利私欲ではなく、何十年もまっすぐにやってきた政党なんだと思います。

市民は議会に殴り込みはできません。だから議員を応援する。応援することで私たちの思いを伝える。そういうものだと思います。

 

――地方選挙で市民の力はどう発揮されるものなのでしょう?

地域の共産党の方は、一軒一軒お宅を訪問して、赤旗を増やすとか、後援会とか、署名とかをやっています。地域の事務所に行ってみましたが、忙しくて人手が足りていないのはわかりました。

一度2時間後に行われる集会の資料ができていなかったので、資料を組むのを手伝ったこともあります。だれでもできる作業だと思いますが、それで力になれることがけっこうある。共産党は、市議会議員も、都議会議員も、国会議員も、偉そうじゃない、垣根がない党だなと思います。

地方選挙は1票差もありうる選挙だと聞きました。安倍政権への意思表示としても選挙は大事だと思うので、声をあげる市民の一人として、地元でも声をあげていかないといけないと思っています。

 

――ありがとうございました。