2006年12月14日(木)「しんぶん赤旗」

北九州市餓死「反省点も」

生活保護対応で厚労省局長

高橋議員質問


 生活保護が受けられず人命を失う事件が相次いでいる問題で、日本共産党の高橋千鶴子議員は十三日の衆院厚生労働委員会で、「適正化」と称して申請拒否と保護打ち切りを進める国の姿勢を追及しました。

 日本弁護士連合会が実施した全国四十二都道府県での電話調査では、六百三十四件の生活保護相談のうち、保護を断られたケースの66%が違法な対応を受けている可能性がありました。この調査を示した高橋氏は、北九州市の餓死事件で、生活保護申請をされた市福祉事務所の対応に違法性がなかったのかと追及しました。

 これに対し、厚労省の中村秀一社会・援護局長は、「結果として反省点もある」と国の責任を認め、「保護申請の意思がある人に対し、申請を阻害することはあってはならない」と述べました。

 また、高橋氏は、生活保護を受けている夫婦が出産の意思を示したのに対し、秋田市福祉事務所職員が出産に抑圧的な発言をした問題を紹介し、「人権侵害だ。行きすぎた『適正化』は控えるべきだ」と批判。柳沢伯夫厚労相は「指導は、保護の目的達成のため、必要最小限度で行われるべきだ」と答えました。


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