2006年12月2日(土)「しんぶん赤旗」

横須賀・日本を平和に

原子力空母問う署名集会

神奈川


 神奈川県米海軍横須賀基地(横須賀市)への原子力空母配備の是非を問う住民投票条例を求める十日期限の署名が一万を超えるなか、「米原子力空母の横須賀配備を阻止する三浦半島連絡会」は一日、同市文化会館で最終盤総決起集会を開きました。集会には約百五十人が参加し、同条例制定実現のために、四万人以上の署名を集めるために運動を強めていくことを確認しました。

 沖縄県名護市から「ヘリ基地反対協議会」の大西照雄共同代表も駆けつけました。

 大西氏は、名護市での海上ヘリポート建設を市民投票で拒否を示した経験を語り、「市民や党派を超えたさまざまな組織が『大切なことはみんなで決める』の一点で力を合わせました。政府の圧力やごまかしに負けない力を学習しながら、横須賀にふさわしいたたかいをつくっていくことが大事です」と強調。「期限までに署名をどれだけ多く集めるかが、市長や市議会を動かす決定的な意味を持ちます。心からみなさんとともにたたかっていきたい」とのべました。

 安保破棄中央実行委員会の乾友行事務局次長が「日本の平和・民主主義を賭けたたたかい。全力を尽くしてともにがんばる」と決意を表明。「原子力空母母港化の是非を問う住民投票を成功させる会」共同代表の呉東正彦弁護士もあいさつしました。


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