2006年11月12日(日)「しんぶん赤旗」

虐待防止パレード

子らに希望ある未来

東京 子育て施策の充実要求


 虐待による子どもの死亡事件が後を絶たず、全国の児童相談所が対応した児童虐待相談数が過去最高(三万四千四百七十二件)となるなか、児童虐待防止にとりくんできた団体や個人が十一日、東京都内で子どもへの追悼のつどいを開催、約四百人が参加しました。

 オレンジのリボンとバンダナ姿の参加者は、風船を手に「子どものいのちを守れ」「子育て施策の充実を」と国会周辺をパレード、リボンや虐待防止をよびかけるパンフレットを配りました。

 ジャーナリストの椎名篤子さんが、毎年、五十人余りの子どもが虐待で亡くなっていると報告。「子どもたちが未来に希望をもち健康に歩める社会を」と訴えました。二〇〇五年に栄養失調や身体への暴行などでいのちを落とした二十七人の子どもの名前と年齢が紹介され、目頭を押さえる人もみられました。

 参加者は、子どもが安心・安全に生きていけるよう児童相談所や市町村の体制、子育て支援施策の充実を求めた声明を確認。柳澤伯夫厚労大臣、日本共産党の小林みえこ参院議員のメッセージが紹介されました。

 インターネットで知り、男児(4っ)を連れてパレードに参加した東京都東村山市の母親(38)は「虐待は子どもの一生を変えてしまう。あってはならないことだと思います。歩くことで、思いを伝えられたら」と話しました。児童虐待防止全国ネットワーク(吉田恒雄代表)が主催しました。


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