2006年10月23日(月)「しんぶん赤旗」

国保減免の活動交流

全婦協総会が閉幕


 横浜市で開かれていた全商連婦人部協議会第二十六回定期総会は二十二日、二十三の分散会で活動を交流し、決議を採択して、閉会しました。

 分散会では、国民健康保険をめぐる情勢や運動を交流しました。

 「今年は住民税の増税と連動した国保料、介護保険料の引き上げがあった。全国的に問題にしてもっと声をあげていく必要がある」と話し合いました。「『国保をよくする会』をつくって昨年を上回る二百人が減免申請をした」「民商婦人部だけでなく生活と健康を守る会、年金者組合も一緒に参加して減免申請をした」と国保料の減免を実現した活動を紹介する発言が相次ぎました。

 消費税の負担が重くのしかかっていると訴える発言も続きました。

 「免税点の引き下げで今年課税された。税額は一カ月の収入分にも。これだけ出費がかさむと子どもをつくるのもちゅうちょしてしまう」「これまでは消費税分をためておいて払ってきた。最近は仕事が減って、できなくなった。このうえ消費税増税はとんでもない」と怒りが噴出しました。

 参加者は「どんぶり勘定だった経営を自分で記帳し、自立できるようになった。民商婦人部で活動してきて、本当によかった」と発言しました。

 新役員は次の通り。(敬称略、新以外は再)

 ▽会長=大石邦子(新)▽副会長=北島千代子、狭川環、井賀久恵、池原亮子(新)、山岡和紀子(新)▽会計=塚田豊子▽事務局長=牧野由子


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