2006年9月30日(土)「しんぶん赤旗」

高金利引き下げで懇談

共産党チームと日弁連


 サラ金などの高金利引き下げ問題で、日本共産党の「高金利引き下げ対策チーム」は二十九日、日本弁護士連合会・上限金利引き下げ実現本部の宇都宮健児本部長代行らと国会内で懇談しました。チーム責任者の大門実紀史参院議員と、副責任者の佐々木憲昭、吉井英勝両衆院議員、事務局長の仁比聡平参院議員が出席しました。

 宇都宮弁護士は自民党の金利引き下げ案について「高金利を期限付きで認める特例も問題だが、利息制限法の金利区分変更で事実上の金利引き上げを図っていることが重大だ。こちらは特例ではなく恒久措置。決して容認できない」と指摘しました。大門氏は「与党内部にも見直しを求める動きがある。彼らとどう連携するかが課題」と話しました。その上で「党派を超えてグレーゾーン金利撤廃の一致点で共同するためには、より強い世論の喚起が必要」とし、貸金業者と国会議員の癒着関係の調査などを進める方針を示しました。


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