2006年9月25日(月)「しんぶん赤旗」
塩尻市長に小口氏再選 長野
|
長野県塩尻市長選挙は二十四日に投開票され、日本共産党が支援し、民主勢力とともに広い保守層からも支援をうけた現職の小口利幸氏(55)=無現=が再選されました。新人の青柳充茂氏(53)=無新=を約六千票差でやぶりました。
小口氏は二〇〇二年の市長選挙で初当選。一般会計からの繰り入れで国保税の値上げ幅を縮小、小学校六年生までの三十人規模学級の実現に取り組みました。また、保育料値下げなどの子育て支援、介護慰労金の継続など、福祉・教育優先の市政を行ってきました。憲法九条を守る立場も鮮明にしていました。こうした市政が市民から支持を集めました。
村井知事を支援した勢力の民主党元代議士、自民党県連幹部などが「県政の流れを塩尻市でも」と青柳氏を激励し、有賀正・前松本市長が「共産党の支持をうける市長でいいか」とのべるなどの反共攻撃をうちやぶって勝利しました。
小口利幸55無現
一七八三四
青柳充茂53無新
一一六六六

