2006年9月7日(木)「しんぶん赤旗」

京都市職員の犯罪・不祥事続発

無反省な市長に怒り

党市議団議会報告


 京都市職員の犯罪・不祥事続発問題で六日夜、日本共産党京都市議団(山中渡団長、二十人)は、集中審議・臨時議会で明らかになったことを報告する市政報告会を、京都市中京区で開きました。報告会は、八月九日に続いて二回目です。

 報告会では、山中団長が「逮捕者多発に『そう大きな数値ではない』などと言い放った桝本頼兼市長の責任の追及に全力をあげる」とあいさつ。

 井坂博文副団長が▽これまで覚せい剤で逮捕された市職員の八割が桝本市政下であるなど桝本市政十年間で犯罪が拡大されてきた実態▽生活保護費横領をくり返したケースワーカーが処分を逃れるなど「解同」(部落解放同盟)幹部への特別扱い▽出勤簿改ざんやコミュニティセンター職員の暴力事件など不正常な実態を隠ぺいする体質▽桝本市長与党の自民、公明、民主・都みらいの各会派は労組攻撃など市民感情とかけ離れた質問に終始したこと―などを報告し、服務規律徹底を前提にした十月実施の家庭ごみ収集の有料化を中止させる決意を述べました。

 報告会には百三十人が参加。「『改革大綱』や処分は、市長は辞めるべきだという市民感情とかけ離れている」「桝本市長は、教育委員会時代から『解同』を利用してきた」などの怒りや告発、日本共産党への期待やごみ有料化中止を求める発言が相次ぎました。

 日本共産党の成宮まり子参院京都選挙区候補があいさつしました。


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