2006年8月25日(金)「しんぶん赤旗」

姫路港に米艦入港

市民抗議 艦長“将来神戸へも”


 「姫路港に軍艦はいらないぞ」―市民の抗議のシュプレヒコールのなか、米イージス駆逐艦「ジョン・S・マッケイン」(八、三一五トン)が二十四日午前九時、兵庫県姫路市の姫路港に入港しました。

 同港への米軍艦寄港は、二〇〇一年、〇三年に次いで三度目。米軍再編・基地強化の一環であるとともに、米軍艦が寄港できない、近接の神戸港で実施されている非核「神戸方式」(外国艦船に非核証明書提出を義務付け)への圧力とも指摘されています。井戸敏三県知事は、事前協議がないことなどから「核を搭載していないと判断した」と強弁し、寄港を許可しました。

 入港に合わせ、接岸場所近くで二百人が抗議集会を開催。「『イージス駆逐艦』姫路港寄港に反対する市民の会」の青木敬介代表委員が、「これで三度目。姫路市民に免疫をつけさせる狙いがみえる。認めれば、日本中の港に米艦が自由に入るようになる。反対の声を大きく」と訴えました。

 トーマス・G・ハルバーソン艦長が艦内で記者会見し、「核を搭載しているのか」との質問に、「各艦船の状況は説明できない。日米安保条約のとりきめのもとで活動している」と回答。「美しい街、姫路に再び訪れたい。人気のある神戸にも将来入港したい」とのべました。

 石見利勝姫路市長は、市役所を表敬訪問した同艦長に会わず、招待された艦上レセプションにも出席しませんでした。


もどる
日本共産党ホーム「しんぶん赤旗」ご利用にあたって
(c)日本共産党中央委員会
151-8586 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-26-7 TEL 03-3403-6111  FAX 03-5474-8358 Mail info@jcp.or.jp