2006年8月18日(金)「しんぶん赤旗」

卑劣な行為 許されない

加藤紘一氏実家放火

市田書記局長コメント


 日本共産党の市田忠義書記局長は十七日、加藤紘一衆院議員の実家への放火事件について、マスコミの求めに応えて次のようにコメントしました。

 なによりもまず、加藤紘一氏とご家族にたいして心からお見舞いを申し上げる。

 犯行の動機など、まだ事件の全容が完全に明らかになっているわけではないが、加藤氏の言動にたいする卑劣で凶暴なテロ行為であることはほぼ間違いないと思う。

 言論には言論で対応すべきであり、自分の気に入らない言動にたいして「問答無用」とばかりに暴力に訴えるという卑劣な行為に、心からの憤りを覚える。しかも加藤氏は、国民から選出され、「国民の代表」として活動する国会議員である。その発言を暴力で封じることがまかり通れば、民主主義の土台が脅かされることにもなる。断じて許されない。


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