2006年8月12日(土)「しんぶん赤旗」

国民皆保険なし崩しに

福島県医師会長が懸念

高橋衆院議員と懇談


 日本共産党の高橋千鶴子衆院議員と最上清治党福島県委員長、参院選挙区候補の宮本しづえ福島市議、神山悦子、長谷部淳両県議は十一日、福島市で県医師会の小山菊雄会長と懇談しました。

 小山会長は、医療改定によって、国民皆保険がなし崩しにされ、自殺者や離婚率、生活保護世帯が増加するのではないかと懸念を示しました。

 予防医療では、民間企業が参画してくる可能性を示唆し「これは、企業収益をあげることを目的としたもの。医療・福祉はもともとお金にならないもので、利潤は出ないが利用者に対してサービスは提供できる」と話しました。

 また、「どこかで今の社会は、弱者を切り捨てて、人のいのち・健康の価値観を変えようとしてきているのではないか」とのべ、厚生労働委員の高橋議員に期待の声を寄せました。

 高橋議員は、厚生労働委員会での果たしてきた役割や高齢者の現状を話し意見の交流をしました。


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