2006年7月31日(月)「しんぶん赤旗」

原水爆禁止世界大会の成功へ

各界から期待・賛同


 「核兵器のない平和で公正な世界を」をメーンテーマに広島、長崎両市で開かれる原水爆禁止二〇〇六年世界大会(八月二―九日)に対し、各界の人々から期待と賛同のメッセージが寄せられています。同世界大会実行委員会には、これまでに作家や俳優、学者、医師、弁護士ら七百六十八人のメッセージが届いています。(二十七日現在)

 シナリオライターの小山内美江子、記録映画作家の羽田澄子、俳優の牟田悌三、緒形拳、女優の大路恵美、宗教者の福家俊明(三井寺長吏)、山本俊正(日本キリスト教協議会総幹事)、作曲家の小林亜星、アニメーション監督の高畑勲、日本YWCA理事長の江尻美穂子、三浦綾子記念文学館理事長の三浦光世の各氏らです。それぞれの立場から、核兵器廃絶や平和への思いをのべ、世界大会の成功へ期待を表明しています。

 小山内さんは、核兵器の非人道性を世界に訴えるのは「被爆国である日本人のつとめ」だとし、羽田さんは「核兵器は絶対に廃絶しなければ」とのべています。

 山本さんは、日本の「戦争のできる国」への変質を憂慮。立教大学名誉教授でキリスト者の住谷一彦さんは、原爆被災の経験者として、原水爆の使用は人類の自殺行為だと訴えています。


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