2006年7月26日(水)「しんぶん赤旗」
第五共和国運動局長と
神田国際局次長が懇談
ベネズエラ
【カラカス=菅原啓】ベネズエラ共産党大会出席のため同国を訪問している日本共産党の神田米造国際局次長(書記局員)は二十四日、チャベス大統領の出身母体である与党第五共和国運動(MVR)のアウロラ・モラレス国際局長・国会議員、ラウレアノ・セイハス・ラテンアメリカ議会議員と懇談しました。
一同は、昨年二月に緒方靖夫国際局長がベネズエラを訪問し、会談して以来の再会を喜び合いました。
モラレス局長は、大統領選挙をめぐる情勢や第五共和国運動の組織状況などにふれ、社会民主主義ではなく、社会主義の方向をめざすことが大事だと説明しました。また、両党関係にふれて「みなさんとの関係がさらに緊密化する」ことを希望すると述べました。
これに先立ち神田次長は、国際連帯委員会が主催する連帯の集いに出席しました。同委員会は、三月から四月にかけて日本アジア・アフリカ・ラテンアメリカ連帯委員会(日本AALA)の招待で来日したベネズエラ代表団を送り出した組織です。
集いには、代表を務めたフェリーペ・フィゲロア、ジョニ・ニーニョの両氏が顔をそろえ、日本訪問について「貴重な経験だった。関係をさらに発展させたい」と語りました。

