2006年7月18日(火)「しんぶん赤旗」

6カ国協議を堅持

米・中首脳会談で確認


 【サンクトペテルブルク=田川実】主要国首脳会議(G8サミット)に招待され訪ロした中国の胡錦濤国家主席は十六日、サンクトペテルブルクでブッシュ米大統領と会談し、北朝鮮の核問題をめぐる六カ国協議の早期再開やイランの核開発問題の解決で協力を続けることを確認しました。

 ブッシュ大統領は、北朝鮮問題での国連安保理決議の採択について胡主席の指導力に感謝を表明、両者は六カ国協議の枠組み堅持で合意しました。会談では、両国の経済・貿易問題にかなりの時間がさかれました。

 胡主席は会談後、記者団に「両者はともに朝鮮半島と北東アジア全体の平和と安定の維持に努めると表明した」と説明。重要な国際問題での中米の対話と協調が「両国の利益にかない、世界の平和と安定にも不可欠」と述べました。


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