2006年7月17日(月)「しんぶん赤旗」
米軍演習強化に反対
宮城・王城寺原 住民が抗議集会
宮城県の陸上自衛隊王城寺原演習場(色麻町、大和町、大衡村)での米軍実弾砲撃演習に反対する抗議集会が十六日、色麻町の演習場入り口の除ゲート前で開かれ、百人が参加しました。主催は米軍移転・日米共同演習反対宮城県連絡会です。
演習は、十九日から三十日までの間で八日間実施される予定です。
主催者を代表し、同会代表委員で県労連議長の石垣敦氏が、「殴り込み部隊の演習の拡大強化に反対するたたかいをよりいっそう強め、演習の監視を続けましょう」とあいさつしました。
日本共産党宮城県委員会の中島康博県委員長が来賓あいさつし、「全国のたたかいと連帯し、全力をあげてたたかう」と決意をのべました。
地元住民を代表し、遠藤武夫色麻町議が「(米軍の実弾演習移転に反対する)現地住民の会は、新たに看板を立てるなどしてたたかっている」と報告しました。
県平和委員会の玉田昭八事務局長が連帯のあいさつしました。青野登喜子県議が、十五日に米軍が地元関係者らに訓練の概要説明をした内容を報告しました。
集会後、参加者は、基地周辺をデモ行進し、実弾演習と拡大に反対、米軍は帰れと訴えました。