2006年7月7日(金)「しんぶん赤旗」

「原爆症認めて」44氏

第2次 5回目の集団申請

8都道県


 原爆症の認定を求めて六日、八都道県の被爆者四十四人が一斉に申請しました。一斉申請は、現在たたかわれている全国の裁判に続き、第二次の大量申請・提訴運動として日本被団協が呼びかけているもの。三月から始まり、今回が五回目の申請となります。

 この日は、北海道で一人、埼玉一人、東京十三人、静岡二人、神奈川一人、愛知十五人、広島六人、熊本五人が申請しました。三月からの一斉申請者は十五都道府県百七十九人となりました。

 すでに全国ですすんでいる裁判(原爆症認定を求める集団訴訟)は、五月の大阪地裁判決に続き、八月上旬に広島地裁で判決がだされる予定です。六月二十六日に長崎地裁で追加の提訴もおこなわれ、全国で百七十六人が原告となっています。

 東京では、代理を含め十三人の申請者が、病気や被爆状況を説明し、東京都福祉保健局に申請書類を手渡しました。


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