2006年6月27日(火)「しんぶん赤旗」
メキシコ・エジプト政府代表
原水爆禁止世界大会へ
今年八月に広島、長崎両市で開かれる原水爆禁止二〇〇六年世界大会に、これまでに政府代表として、メキシコとエジプトからの参加が決まりました。原水爆禁止世界大会実行委員会が二十六日までに明らかにしたものです。
メキシコはウリシス・カンチョーラ氏(外務省国連担当事務局長)、エジプトはイハブ・ファウジー氏(政府外務次官補)。このほか、非同盟諸国関係者の参加も予定されています。
メキシコ、エジプト両国は、核兵器廃絶の実現をめざして共同行動をとっている新アジェンダ連合に参加しています。昨年五月にニューヨークで開かれた核不拡散条約(NPT)再検討会議や、秋の国連総会で、核保有国による核兵器廃絶の「明確な約束」の実行を求め奮闘しました。
実行委員会は「政府代表、自治体、NGO代表との協力・共同をさらに強め、世界大会を成功させ核兵器廃絶の流れを加速させよう」ととりくみを強めています。