2006年6月26日(月)「しんぶん赤旗」

東京湾に動く原発ノー

7・9集会むけ座り込み

横須賀


 神奈川県の蒲谷亮一横須賀市長が米海軍・横須賀基地への原子力空母の配備を容認したことに抗議し、七月九日に市内で開かれる首都圏大集会を成功させようと、三浦半島地域の平和・民主団体労働組合、日本共産党や個人などでつくる「米原子力空母の横須賀配備を阻止する三浦半島連絡会」は二十五日、三日間の「市民の座り込み」行動を、同市の横須賀中央駅前でスタートさせました。

 同日は、「原子力空母の横須賀母港問題を考える市民の会」のメンバーも宣伝し、座り込みにも加わるなど、のべ七十五人が行動。「東京湾に動く原発などいりません」「市長は『配備反対』の公約を守れ」などと各団体の代表がハンドマイクで訴えると、多くの市民が注目し、ビラを受け取りました。

 通りがかりに参加者の話を聞いた女性(25)=同市浦賀=は、「原子力空母は反対です。命の危険を感じます。私たちは、死と隣り合わせです。政府でかってに決められたら困ります」と話し、同市船越町の女性(63)は、「チェルノブイリの原発事故のことを考えると、ここで原子炉の事故が起きるかもしれない。万が一のことがあってはいけません。こうやって座り込みをやっていることに感心しています」と語りました。

 行動には、日本共産党の、はたの君枝参院神奈川選挙区候補(前参院議員)、ふじたちえこ県議(横須賀市選出)、井坂新哉市議もかけつけました。


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