2006年6月25日(日)「しんぶん赤旗」

原子力空母来るな93%

横須賀配備でシール投票


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(写真)シールをはる若者たち。大森さん(左から3人目)、はたのさん(同4人目)=24日、神奈川県

 日本共産党神奈川県委員会は二十四日、JR桜木町駅前で、原子力空母の米海軍・横須賀基地への配備に反対する宣伝と、配備の賛否を問うシール投票を行いました。

 二百三十六人が投票し、反対二百十九、賛成十六、わからない一で、反対が93%と多数でした。

 宣伝には、はたの君枝参院神奈川選挙区候補(前参院議員)、大森猛南関東ブロック事務所長(元衆院議員)、本荘洋彦県党書記長らが参加。

 本荘氏らは「横須賀が原子力空母の母港とされ放射能事故が起きれば、三千万人の首都圏が壊滅する。日米政府は『安全』というが、事故をくり返してきた。日本を守るためではなくアメリカとともにイラク戦争のような戦争をするための基地強化だ」と訴えました。配備に反対して七月九日横須賀で開く「首都圏大集会」への参加をよびかけました。

 東京・日本橋で働く女性は「東京湾に来るのは不安。絶対安全なんてありえない。事故がおこればチェルノブイリのように首都圏が人が住めない場所になる」と「反対」に投票しました。

 千葉市の男性(70)は「日本は核の被害にあった国。日米安保は日本を守ってはくれない」と話しました。


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