2006年6月22日(木)「しんぶん赤旗」

持続可能なエネルギー開発・感染症予防

世界の科学団体 サミットに要望


 来月の主要八カ国首脳会議(G8サミット)を前に、日本の学術会議など十二カ国の科学アカデミーがこのほど、二つの共同声明を発表し、世界のすべての国、とくにG8諸国が、世界的なエネルギー危機に対処するとともに、感染症の防止に指導的な役割を果たすよう求めました。

 共同声明は、G8諸国とブラジル、中国、インド、南アフリカの四カ国の科学アカデミーの総裁が署名しています。世界の科学アカデミーは昨年、スコットランドのグレンイーグルズで開催されたサミットに際しても、気候温暖化に対する具体的な取り組みとアフリカの科学技術振興への援助を訴える共同声明を発表しています。

 「エネルギーの持続可能性と安全保障」に関する共同声明では、現在のエネルギー研究への資金や振興策が不十分であるとして、発展途上国が革新的なエネルギー技術分野での能力を増強するための努力を呼びかけています。

 とくにクリーンで持続可能なエネルギーシステムへの移行に必要な大規模なインフラへの投資や途上国への支援強化を訴えています。

 また、「鳥インフルエンザと感染症」に関する共同声明では、サミットが鳥インフルエンザのような感染症の危機に取り組む国際的な戦略を打ち立てるよう求め、国際的な監視体制の確立と途上国への援助を求めています。


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