2006年6月14日(水)「しんぶん赤旗」

中核・革マルは共産党の分派なの?


 〈問い〉 ある本に、「中核・革マルなどは、日本共産党から分派した」と書いてありました。これは事実でしょうか。日本共産党とはまったく無縁の暴力集団だと思っていたのですが。(東京・一読者)

 〈答え〉 いわゆる「内ゲバ」で殺人を含む暴力行為をくりかえしてきた中核・革マルや、「よど号」乗っ取り、企業爆破事件などを起こしてきた赤軍派・日本赤軍などは、いずれも日本共産党とはまったく無縁の暴力集団です。かつて、党を除名された一握りの暴力学生がこういう集団に加わったことはありましたが、これを「日本共産党から分派した」などと描くのは事実に反するものです。

 彼らは、「革命」とか「共産主義」などの言葉をもてあそんで、「左翼」的な装いを凝らしていますが、実際の役割は、国民の要求実現のたたかいと政治革新の運動を、暴力によって混乱させ妨害することにあります。

 国民の期待と支持が日本共産党に集まることを恐れる支配勢力は、日本共産党と紛らわしい主張を掲げて暴力行為をおこなう集団を反共宣伝のために利用してきました。それは、反共右翼や警察などからこうした集団に資金が提供されてきたことや、警察が彼らの暴力行為を本気で取り締まろうとせず、「泳がせ」政策をとってきたことにも表れています。

 いまの社民党の前身である日本社会党は、彼らの本質を見抜くことができずに、「同盟軍」と位置づけて、自民党政治の打破をめざす共同行動に彼らを参加させるよう要求していました。また、マスコミも、こうした暴力集団を「新左翼」と呼ぶなどして、政治の改革をめざす勢力であるかのように持ち上げ、応援してきました。

 日本共産党は、彼らの暴力行為を厳しく糾弾するとともに、これらの暴力集団を諸団体の共同行動に加えようという主張には、妨害者を運動に引き込んでたたかいを混乱させるものとして反対する立場をつらぬいてきました。また、国政や地方政治の場でも、暴力集団を泳がせてきた政府や警察の責任を繰り返し追及してきました。

 革マル・中核などとは組織的な関係も関連もないばかりか、終始もっとも厳しくたたかってきたのが日本共産党です。(哲)

 〔2006・6・14(水)〕


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