2006年4月23日(日)「しんぶん赤旗」
憲法守ろう パレード
鹿屋への米軍移駐反対
鹿児島
鹿児島市で二十二日、「守ろう憲法9条・米軍の鹿屋移駐反対」のトラックパレードがコープ鹿児島労働組合主催で取り組まれました。
あいにくの雨の中でしたが、二十九台のトラックに三十五人が乗り込み、鹿児島市内の繁華街を「憲法9条を守ろう」「鹿屋への米軍移駐反対」など労組の人が作ったスローガンをトラックに張りり付け、パレードしました。
出発前の学習会では原田省二氏(コープかごしま職員有志9条の会会長)が「憲法を語る」と題して講演しました。
出発式では「平和で豊かなくらしを求める国民の願いを踏みにじり、戦前の日本に逆戻りさせようとする危険に対して、憲法を守る行動をさらに強め、職場での『9条の会』の輪を大きく広げよう。鹿屋への米軍移駐に反対しよう」などの集会宣言が読み上げられ、大きな拍手で採択しました。
初めて参加した二十七歳の男性は「あいにくの雨でしたが、アーケード街や横断歩道では、手を振ったりして応えてくれました。民主党までが憲法改正をいうなど戦前と同じ過ちを繰り返すのではと心配です」と語りました。