2006年3月3日(金)「しんぶん赤旗」

質問ダイジェスト

日本共産党国会議員


学費高騰で重い負担
外相「この流れ問題」

石井衆院議員に

 石井郁子議員は1日、予算委員会分科会で、高等教育の無償化を求めた国際人権規約(A)の第13条2項bcの留保を撤回するように求めました。国立大学の標準の初年度納入金は82万円、私立大は平均130万円で家計の重い負担になっています。石井氏は「この条項を批准していないことが今日の学費高騰につながっている」と批判。麻生太郎外相は「指摘の事実を受けとめなければならない。今後もこのトレンド(流れ)を維持するのは問題がある」と認めました。

国内農業担い手特定
農水省が遅れ認める

高橋衆院議員に

 高橋千鶴子議員は1日、予算委員会分科会で、政府が今国会に提案している国内農家への経営所得安定対策について、助成条件となる「担い手」の特定が遅れていると指摘、集落営農では経理の一元化、「主たる経営者」を決めることなどが「高いハードルになっている」と述べました。

 農水省の井出道雄経営局長は「西日本の場合は、ほとんどいないのが実情だ」と述べ、遅れている状況を認めました。


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