2006年2月22日(水)「しんぶん赤旗」

座間市長、市民に訴え

“米軍再編反対いっしょに”

3月の集会参加呼びかけ


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(写真)キャンプ座間の強化・恒久化反対を訴え、3・11市民大集会への参加を呼びかける星野勝司座間市長(中央)=21日、神奈川・小田急相模原駅南口

 在日米軍再編による神奈川県の米陸軍基地キャンプ座間(座間市、相模原市)の強化・恒久化に反対する「キャンプ座間米陸軍第一軍団司令部等移転に伴う基地強化に反対する座間市連絡協議会」(会長・星野勝司座間市長)が二十一日、座間市内で三月十一日に開く市民集会への参加を呼びかけました。

 在日米軍再編では、キャンプ座間に米陸軍第一軍団司令部を改編した新司令部(UEX)設置が計画され、日米両政府は来月にも最終合意を目指しています。

 星野市長をはじめ、市議や市の職員、自治会役員らが「基地強化反対」のタスキをかけ、小田急相模原駅前で集会のビラを配りました。

 星野市長はハンドマイクで「いよいよ、在日米軍再編問題は切迫しています。これから先百年、米軍基地の存在を許してはいけません。反対運動のいっそうの強化をはかるため、市民のみなさんの集会への参加を心からお願いします」と訴えました。

 星野市長らの訴えに、駅前を行き交う会社員や主婦、青年などの多くの市民がビラを受け取り、「がんばってください」などの声援も寄せられました。

 ビラを受け取った女性(50)は「国は市民の反対の声をちゃんと聞いているのでしょうか。新司令部は来てほしくないです」と語りました。


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